sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

露出計

 ピントはオートフォーカス、露出決定はプログラムオート、いまはシャッターを押しさえすれば、そこそこの写真が撮れるのだそうです。しかし、そういう撮り方だと、カメラマンというよりはカメラ任せマンという感じで、自分で撮った気がしません。

 まったく自慢になりませんが、年寄りには新型カメラの仕組みがワカリマセン。なんだかワカラナイ仕組みで、シャッタースピードや絞り値を自動的に設定してくれるそうですが、どういう考え方で決めているのかワカラナイのに、任せきりには出来ません。

 

 いつまでもワカラナイままなのは、わかろうとしていないからです(無反省)

 カメラの露出決定システムはメーカーによって違います。また、同じメーカーでも機種ごとに違う場合もあります。買い替える度ごとに勉強しなおさなければなりません。私は勉強がイヤなので、たいていの場合、マニュアルモードで撮影しています。

 そのために必要なのが露出計です。

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 この露出計の白い球の部分で明るさを測ります。目測してしまうこともありますが、難しい場面では必ずコレで測っています。けっしてカメラに判断を任せません。

 

 露出計は自分が欲しいと思う場所の明るさをピンポイントで測れるところが大きな利点です。たとえば、最も光が当たっている部分を測って撮れば、それ以外の場所は暗く潰れ、そこのみ強調される画になります。

 

 こういう原始的な撮り方を墨守しておりますから、いかに新型の評価測光が優れて居るかなんて話題には興味も関心もなく、わかろうとさえしていません。これからも、そういう性質は変わらないだろうと思います。私は頑固爺さんですから。