ボケれば良いという話じゃないのです
2004年9月撮影
中判6×6(ロクロク)とフォーサーズ機を併用していた時期の写真です。中判のボケ味を、ある程度はデジタルで再現できないかと模索していました。
単純に後ろをボカしたいだけなら話は簡単です。
ボケないと言われていたフォーサーズ機でも、後ろがボケボケになるくらいピントを薄くすることくらいできます。キレイに玉ボケつくれば満足かと言われると、それだけでは不満なのです。
こういう浮き上がるような立体感は、どうしても中判じゃないと撮れません。背景が死にきっていないとでもいうのか、ボケ方が半殺しなんですよね。それが良い。
これは2020年9月撮影で、フルサイズ機であるNikon D780に50mmのf1.4をつけて撮ったもので、すこしだけ浮き上がってます。しかし、これだと満足には程遠いのです。
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