sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

意地があるので加工してません

2019年9月撮影

 きのう投稿したオールドレンズで撮影したのと同日に、オリンパスE-M1でも撮影しております。5枚目の水面ギリギリから撮ったのはオリンパスTG-5という、水中撮影も可能なコンデジです。

 今回、御披露した写真は、まったくなんらの加工もしていません。平素から、ちょこっとトーンカーブをいじる程度しか後処理をしていないのですが、それすらしておりません。ポートレートの場合、あまりに加工のあとが歴然だと被写体に失礼です。まるで「加工せずの撮ったままでは人前に出せない」と言っているようなものでしょう。

 それはさておき、午前中はオールドレンズを使ってオーソドックスな写真を撮って、午後からは使い慣れたミラーレスで、撮り手として個性を発揮しようと意気込んで撮りました。順光で撮ってみたり、ピーキーに陰を濃く撮ったり、銀レフを当ててみたり、「いろいろやってます」ということをアピールするかのような写真です。

 なんでそんなことを、これ見よがしにやったのか……。自分でも良くワカラナイで、ただ、そのときはソレで良いと思った、というほかありません。いまから考えますと、午前中はオールドレンズの個性に頼った撮影で、撮れた写真はレンズの個性が発揮されたものでした。午後からは、撮り手である自分の個性を発揮したいと、そういう意識が自分のなかにあった(下意識)のかと思います。

 タイトルどおり、いっさい加工していないので、この色味もコントラストも、そのとき私が持っていた撮影意図そのままです。ありふれた機材で、ありふれない写真を撮ろうとした、私自身の個性であります。

 こんな写真がアートといえるのか?

 ええ、「アートです」と、言ったもの勝ちなんですよ!

 この日の撮影のテーマは「夏の名残と秋の気配」で、そのつもりでロケハンまでして当日を迎えたのですが、オールドレンズによる撮影でうまく表現しきれず、その鬱憤晴らしみたいな撮り方をした、というのが自分の胸の奥底に潜む本音かもしれません。

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