sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

自主トレやってました

2004年11月撮影

 写真講座に通い始めた2003年3月から、およそ一年あまり修業時代が続き、その頃に机を並べた、もしくはレンズを連ねた、同窓生三人で不定期に自主勉強会を開催しておりました。もとより作品として完成させることを意図せず、もっぱら勉強のための撮影でした。被写体さんもメンバーが自主的に交渉して、交通費実費程度で撮らせてくれる人を頼んでいました。

 この時期から写メで自撮りという習慣が始まって、誰かに撮って貰うより自撮りする方が良いと考える若い女性が増えてきました。加工で盛りに盛って別人みたいにしてしまうのは、まだ無かった頃です。プリクラでは撮れないライティング、自撮りでは撮れないアングルで、人に撮って貰うことの利点をアピールしていました。

 勉強会では撮影後ただちにプリント店へ移動、10~20枚くらいをプリントして、それを持って喫茶店に移動、今度はプリントを「ああでもない、こうでもない」と言いながら並び順を考えて、4~5枚程度の組み写真をつくるまで一日でやりました。

 こういう勉強会を長く続けようと思ったら仲間選びは大切です。このとき三人のなかに一人、被写体の調達は他人任せなうえ、撮るだけ撮ったあと、自分の写真を見せたがらず、合評会には出るものの、自分の写真を見せなくて済むように様々に逃げを打ちました。加工なしのJPEG撮って出しで合評会に出すというルールを守らず、RAWで撮ってノートパソコンで延々と現像して時間切れを狙うのです。しかもノートパソコンの充電が足りなくて途中で落ちるようにしてあったことも。旧知のプリント店で電源を借り、無理矢理に合評会に出させましたが、まあ、言ってしまえば口だけの人でした。仲間の写真に口出しするのは好きで、ずいぶん酷評もしたけれど、自分の作品に口を挟まれるのはイヤみたいでした。また、口で言うほどの表現が写真に出しきれてない……変わった作風だが撮影意図は伝わらない……というような写真を渋々出す感じでした。こういう人が混ざると、長続きはしません。

 このあと撮影会スタッフをやったので、いろいろな写真愛好家を見て来ました。写真が好きだというよりカメラが好きだという人は、高い参加料を支払って撮影会に来たというのに、ろくにシャッターを押さなかったりします。自分のカメラを見せびらかしたいけれど、大事なカメラのシャッターを摩耗させることはしたくないみたいで、そういう撮らない参加者も稀にいます。撮っても他人に見せない参加者は多いけれど、それはお好きにどうぞです。そっと仕舞っておく写真の愉しみ方もアリだと思います。ただ、合評会に参加するのに「自分のは見せたくない」は通りませんよ。

写真集通販の御案内

灯台守』―その名はミルクティー

 オンデマンド印刷(しまうまプリント)
 A5スクエアサイズ 巻きカバー表紙 全48頁 1000円(送料込)
 収益の一部は、保護された地域猫の医療費等に充当されます。

sppc666.hatenablog.com

柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』
 オンデマンド印刷(しまうまプリント)
 A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円(送料込)
いまはなき電子書籍サイトRopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します

sppc666.hatenablog.com


 下記内容を記載して、TwitterからDMでお申し込みください。

・お求め商品のタイトルと、お求めの冊数
・お届け先(受け取ることが可能なら御自宅以外でも可)

たぬき (@RACOONDOG19) / Twitter

twitter.com

 DM受領後、折り返し送金先の口座をおしらせします。入金を確認後、おおよそ二週間程度で、印刷会社から直接のお届けとなります。