sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

十年ひとむかし

2012年12月撮影

 ちょうど10年前に撮った写真を画像庫からほじくり出してきました。十年ひとむかしなどと申しまして、たしかに世の中は移り変わっています。世間では、みんながガラケーを持っていたのが、たいがいスマホになりました。東日本大震災の復興は徐々に進んできたし、新型コロナが世界中に蔓延したし、二度目の東京五輪が開催されたり、この十年の間に様々なことがありました。そして、私は大病を経験しました。ずっと変わらないのは、景気低迷です。

 写真の腕前は、すこし上がったように思っています。いや、カメラの性能が向上したのを自分の腕前があがったのだと錯覚しているのかもしれませんが、全体として上向きなのだからヨシとしましょう。

 ムラ染めの布を垂らした、いわゆるムラバックと、教室風セットがあったので、ムラバックでセーラー服、教室風で白ビキニを撮りました。あまのじゃくですね。電球型蛍光灯を仕込んだソフトライトボックスの小さめのが二つあったのを使いました。使えそうな定常光があるなら、それを使うことが多いです。ストロボは、ときに発光しなかったりしてストレスがたまりますのでね。定常光と単体露出計とで、絞り値を確定させていると、考えることが減るので楽チンです。

 私は「考えて撮る」とか「工夫して撮る」ということをモットーにしておりますが、なんでもかんでも考えないとイケナイとは思ってません。たとえば、スタンドに据えた定常光があって、その光源と被写体の位置が動かないのなら、いったん露出計で測った値は、撮る位置が動いても有効です。つまり、いったん試し撮りしてOKだったら、カメラの位置は前後左右どちらに動かしても、絞り値は固定したままで良いのです。むしろ露出をオートにしていると、撮り位置が動くことでカメラが露出を変えてしまいがちで、被写体の明るさが不安定になったりします。その結果、撮り位置を変えるごとに微調整しなきゃイケナイわけで、かえって考えなきゃイケナイことが増えますよ。

 屋外で晴れたり曇ったりという状況だと、露出計でキッチリ測っても、数秒後には状況が変わっちゃうなんてときがありまして、そういうときだけはオートの恩恵を受けることにしております。

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