きっとスクエア流行ります
2022年12月撮影
きのう撮影したばかりの撮りたてホヤホヤです。かねて制作中の仮題『スクエア』という、コミック形式のフォト・ストーリーに使用します。各コマが正方形に近くなるコマ割りなので、スクエアで撮っています。
インターネットが無かった頃、たいがいスクエア写真はトリミングされて長方形にしてから人目に触れておりました。
紙焼きする場合、スクエア・フォーマットで撮っても正方形に焼くことはほとんどありません。印画紙のアスペクト比に合わせてトリミングすることの方が多いです。印画紙に余白をつくって、真ん中にトリミング無しの正方形を置くという焼き方もあるにはあるけれど、あまり一般的といえません。私は雑誌向けにテキストを書くのが本業で、雑誌編集は隣接分野だからチョットくらいは事情を知っていますけれど、デジタル化以前には、雑誌の巻頭に載せる写真は中判を使うことが多く、ロクロクだったりロクナナだったりですけれど、それをデザイナーさんがトリミングして誌面に載せます。撮る側もトリミングされることを想定して撮っていたけれど、デザイナーさんが方角違いのトリミングをすることがあって、あとでカメラマンが愚痴を言うなんてこともありました。
そんなわけで、スクエアで撮った写真を正方形のまま鑑賞するのは珍しいことでした。ロクロクのポジで撮った写真をスライド映写する場合くらいだったかと思います。いまはインスタグラムでもブログでも、判型の制約はありません。スクエアも正方形のままトリミングせずに載せられますから、これからスクエア写真が流行るんじゃないかと期待しているところです。
なお、仮題『スクエア』のヒロインは、この方です。
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