何の木も彼の木もなしに若葉かな(正岡子規)
2009年5月撮影
芽吹いて間もない青葉の美しさに説明も形容も必要ないのは、正岡子規の句を読めばわかります。この時期になると、カエデの出猩々(デショウジョウ)が赤い新芽を出して、新緑に彩りを添えます。
若葉は美しいけれど、天から注ぐ光を透き通らせるので木陰は緑色がかぶります。透過光を遮ることはできないので、この時期に木陰で人物を撮る場合には、そのままだと緑色が被ることを意識して撮っています。
2009年5月撮影
芽吹いて間もない青葉の美しさに説明も形容も必要ないのは、正岡子規の句を読めばわかります。この時期になると、カエデの出猩々(デショウジョウ)が赤い新芽を出して、新緑に彩りを添えます。
若葉は美しいけれど、天から注ぐ光を透き通らせるので木陰は緑色がかぶります。透過光を遮ることはできないので、この時期に木陰で人物を撮る場合には、そのままだと緑色が被ることを意識して撮っています。