sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

順光と逆光

 

 これは「逆光で撮られるのが嫌い」というtweetなんですが、こういうことを言ったからには、撮影されることに慣れていない人でしょう。屋外の自然光だと8割くらいを逆光で撮ります。

 

 これが順光です。陰が後ろに延びていきます。順光のメリットは、たっぷり光が当たることで、色鮮やかに撮れることです。しかし……

 

 眩しくて目を開けていられません。よく訓練されたモデルさんなんかは、順光でも目をパチッと開いてくれますが、かなりツライだろうと思います。

 

 これが逆光です。背中から光が当たって、陰が手前に延びています。人物は地面から反射してくる光を浴びますから、色は少し濁ります。

 

2008年9月撮影

 逆光でも、レフ板というもので太陽の光を反射させることで色の濁りは解消できます。レフ板の反射光は目を開けらていられないほど眩しくはありません。パッチリと目を開けていられます。

 

 有償で被写体をしている人でも、逆光だと良い写真が撮れないと思い込んでいる人がいました。半素人だろうと、お金をとる以上は考えを改めた方が良いです。