加減しないとイケマセン
2017年7月撮影
ほとんど被写体経験がないお嬢さんでした。背骨と脚とで緩いS字を描くように立つといったことが、そもそも出来ません。スカートがミニ丈じゃなかったら前屈みなんかしてもらって誤魔化せるのですが、この短さだと公共の場所で前傾姿勢をとったら後ろにいる人たちに大サービスしてしまいます。棒立ちを正面から撮っても仕方ないので、横向きになってもらったり、振り返ってもらったりしました。
表情のコントロールも自分ではままならないので会話でほぐしてみましたが、加減が難しい。ついついニッコリを通り越してしまいます。
歯を見せるほどの笑顔もカワイイけれど、他の写真がすまし顔で、あまりに変化が唐突になるので、組み写真には入れられません。この加減は、相手によって反応の度合いが異なるので、本当に難しいんです。そこが楽しいんですけどね。