sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

番外編・友を見舞う

2022年10月撮影

 城ヶ島灯台周辺をテリトリーとする地域猫でありながら、世界的に著名なネコ写真の大家である岩合光昭氏の被写体となり、かつまた地上波テレビに何度も出演した、日本有数のスター猫の「ミルクティー」が、鼻先を怪我をして長期入院中なのは、先日投稿した『灯台守』――その名はミルクティー - sppc666のブログで、お伝えしたとおりです。さる10月28日、御見舞に行ってきました。

 私自身、心臓病で入退院を繰り返す日々を過ごしておりますが、個室などは、よほど贅沢なことでして、開胸手術をしたときしか使ったことがありませんが、ミルクティーは個室を宛がわれておりました。病室から面会室へ移動するのはニンゲンの病院と同じですね。

 ふだん、機嫌が悪いときはヒトを威嚇することもあるミルクティーですが、入院中はいたって温厚な態度で、借りてきた猫のようだそうです。屋外で生活しているときとは違うと感じたのは足の裏です。アスファルトやコンクリートの上を歩く外猫の足裏は、砂や泥がこびりついてゴツゴツしているものですが、ほとんど飼い猫のような足裏になっておりました。

 動物病院では、厳しく余罪を追及され、各種のウイルスやら、伝染性の病原菌やらを持っていることが発覚したそうです。発症していないけれど保菌者なので、もとの自然環境に戻すと、他の地域猫たちに菌をうつしてしまうかもしれません。この際、灯台守としては引退してもらって、里親のもと室内飼いで余生を過ごすことが望ましいということで、いま引き取り手を探しているそうです。

 いわゆるウイルスキャリアでありますから、すでにネコを飼っている家ではダメで、単独で室内飼いできる里親さんというのは、けっこう難しい条件じゃないかなと思いますし、引き取り手が見つからなければ、さらに入院生活は長期に及ぶでしょう。

 私は自分が入退院を繰り返す身ですから、生き物と暮らすのは無理です。不意に路上で倒れ、緊急入院して三週間もすると、水槽のメダカですら全滅してしまいます。とてもではないけれど、ネコは引き取れません。

 動物に健康保険は無いので、入院費用は全額自己負担です。いまは城ヶ島灯台周辺に棲息する地域猫たちを保護している方が捻出しているそうですが、わずかながらミルクティーが自分で稼いでくれています。というのは、ミルクティーの写真集の売り上げの一部をカンパに充当するのです。まだ取り纏めておりませんが、近日中に第一回の資金カンパを城ヶ島へ持参するつもりでおります。

写真集通販の御案内

灯台守』―その名はミルクティー

 オンデマンド印刷(しまうまプリント)
 A5スクエアサイズ 巻きカバー表紙 全48頁 1000円(送料込)
 収益の一部は、保護された地域猫の医療費等に充当されます。

sppc666.hatenablog.com

柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』
 オンデマンド印刷(しまうまプリント)
 A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円(送料込)
いまはなき電子書籍サイトRopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します

sppc666.hatenablog.com


 下記内容を記載して、TwitterからDMでお申し込みください。

・お求め商品のタイトルと、お求めの冊数
・お届け先(受け取ることが可能なら御自宅以外でも可)

たぬき (@RACOONDOG19) / Twitter

twitter.com

 DM受領後、折り返し送金先の口座をおしらせします。入金を確認後、おおよそ二週間程度で、印刷会社から直接のお届けとなります。