デジタル黎明期
プロの写真家がデジタルカメラへの移行をはじめた時期は、2000年代初頭でした。はじめはアマチュアが使うような機種では、どう撮ってもパンフォーカス(画面の何処にもピントが合う)になりました。その頃に撮った古い写真を披露します。
人物を際立たせるため背景を単純にしたい場合、地面を多く入れたりして誤魔化してましたねぇ。
私はボケ味に頼るより背景を活かそうとする撮り方をしていましたけれど、ボケ味を求めるカメラマンたちにとってはデジタルへの移行を躊躇させる要素でした。
2002年8月撮影
絵柄はカリカリにシャープでした。
カメラはオリンパスのC2100UZ。固定式の10倍ズームは、さる御方から漏れ聞いたところではキヤノンで製造していたとか。ボケにくいけれども、私にとっては使い勝手が良いレンズでした。