sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

眼力で撮らされていました

2001年9月撮影

 学生時代に中断した写真趣味を15年ぶりに再開して、ようやく一年が過ぎたくらいの時期でした。その頃、sppcという非営利の撮影会に属していて、先輩諸氏の撮り方から大いに勉強しておりました。

sppc666.hatenablog.com 真正面向いてニッコリ以外にも様々な撮りようがあることや、逆光線からレフで光を返して撮る基本形など、およそポートレートの基本はsppcで学んだものでした。

 いまここに掲載した被写体さんこそ、sppcの主宰でした。

 当時はRQとして人気が高い人で、モデルとしても活動し、念願だった歌手デビューを果たしたsattinです。

www.hmv.co.jp 現在は沖縄に家庭を築きつつ、いろいろと活動している様子です。

 むかし、sattinを撮ると格段に良い写真が撮れたものでした。ほかのコを撮った写真とは段違いで、その差が自分の技量では無く、sattinの技量によって生じるのだと気づくのに、さほど時間はかかりませんでした。

 ファインダーのなかでsattinの目がコチラへ向くと、「さあ、いまよ!」とばかりに眼力で私にシャッターを押させていたのです。正直なところ、撮るというより、撮らされていたのです。

 顔をコチラへ向けていないときも、マンガなら「ビシッ」と擬音が書き込まれるほど決まるポージングでタイミングを知らせます。シャッター音に反応して、次々とポーズを換えていくので、シャッター音の小さいカメラがsattinは苦手だったようです。

 そんな撮らされた写真ではありますが、私の写真人生にとっては重要な意味を持った数々の体験を思い起こさせてくれるのです。

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