赤と緋と朱と紅と
2016年5月撮影
モデルは撮影経験が少ない方なので、棒立ちです。
きのう投稿した、sattinはモデルの立ち方をしていますので、好対照かと思います。
まあ、モデル経験が乏しい人も、撮り方次第で変化はつけられます。上からの光を遮る場所を見つけてサイド光で撮ったり、ぬいぐるみを抱きかかえて手の表情を変えたりして工夫して撮りました。
慣れていないといえば、このとき使ったレンズが初出動で、どんなクセがあるのかを私は把握していませんでした。タムロンのA09という型番で、28-70mmの廉価な標準ズームです。値段の割りに良く写ると評判ではありましたが、赤系統の表現がイマイチという声も聞こえてきていました。
赤系統の色の名は、赤と緋と朱と紅と、何種類もあります。さらに「金赤」「猩々緋」「真朱」「深紅」などのバリエーションがあります。それらをちゃんと再現出来るのかどうか? モデルの服装や咲いている花は赤系統ですが、色味の違いはわかりますから、特に不満を感じませんでした。花を接写で撮る人などは私などよりよほど色味にキビシイでしょうから、また違った意見なのかもしれませんね。