sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

過渡期のデジタル

2003年8月撮影

 オリンパスのフラッグシップながらレンズ固定式だったE-20で撮りました。レンズ交換できる新型の登場が待ち望まれていた時期です。デジタルカメラが黎明期を過ぎ、銀塩と交替が進む過渡期に差し掛かってきた頃でした。

 時代が時代ですから、有効画素数わずかに495万画素。ISO感度は80~320と狭く、夜間や屋内など暗所での撮影は困難でした。絵柄はカリカリにシャープで、ボカして撮るには、さまざまな工夫が必要でした。

 私は、色を濃く撮れないかと、いろいろ考えましたが、せいぜいこの程度でした。

 この当時のことを思えば、いまのカメラは楽チンです。何の工夫もせずとも、メーターの出た目で撮って、ちゃんと色が出ますからね。