sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

彼岸を過ぎてなお暑く

2006年10月撮影

 いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していたなかでも、売り上げで最盛期だった頃の撮影です。売れるとなれば、好きなように撮れます。「肌の露出が少ない和装なんか撮るだけ無駄です」みたいなことを言われなくなりますからね。

 私は写真で季節感を表現するのが好きです。このとき被写体さんが和装で撮りたいと言ったのですが、あえて時期を過ぎた浴衣です。自前で着付けが出来る人なので、ロケ地の近傍で着替えてもらいました。美容院とかで着付けをすると、移動するごとに着崩れしてしまいます。その場ですぐ撮るくらいでないとビシッとした和装は撮れません。

 夏草が茂ったまま、まだ枯れずにいる原っぱで、でっかいバッタを捕まえて浴衣の袖にあしらったり、夏の名残をたっぷり採り入れました。3枚目の背景は蕎麦畑で、地味な花を咲かせています。スカートじゃないからこそのローアングルで秋雲を入れて、お彼岸過ぎであることを示す記号を入れましたが、はたして誰か気づいたかな? 誰にも気づかれないでも別段構いませんで、「そこまでやった」というので自分が納得できることが大事だと思ってました。

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「たぬき写真工房が、いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していたのは2004年から2010年くらいの時期でした。その頃はグラビア系の電子写真集を有料で配信していました。RopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します」(巻頭挨拶より)

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