力を出し切って撮りました
2004年6月撮影
いまは廃番になったフジフイルムのアスティアというポジフイルムを使い、設定等はいじらずそのままスキャンして、こんな色味になりました。
きのうの投稿で触れました、かつて開催されていた「フォトハイキング」という少人数撮影会の開催候補地でのテスト撮りを兼ねて、中判6×6(ロクロク)での作品撮りでした。4枚目だけ、デジタルで撮ったのをスクエアにトリミングしていますので、少し色味が違っています。
なにかコンテストに出す場合、この時期だと、すべて紙焼きで提出でした。スクエアフォーマットで撮っても、印画紙は正方形じゃないのでトリミングします。たとえば、こんな風にです。
トリミング前は、右下の隅に置きレフが見えてしまっていますが、どうせ切ってしまうのだし、まあいいやと思って撮りました。2枚目以降は、こんな具合の紙焼きにしました。
コンテストは、応募資格の制限にひっかかって失格でした。そのころ撮影会スタッフだったから「写真に関わることを生業としていない」というアマチュア規定に抵触したとのことでした。組み写真で応募できるコンテストは少ないので、つぎの応募先を探す努力もせずに諦めてしまったのを思い出しました。
いま見返すと、この時期にしては水準が高く、かなりの力作です。いまは、こんなに力んで撮ることはなくなりましたが、もう一度、力を出し切るほどの撮影をしてみたいと思いました。