sppc666のブログ

写真とは「真ヲ写ス」こと

南の島に憧れていました

2004年9月撮影

 いまはなき電子書籍サイトRopLibで、好評を得た写真でした。

 沖縄ロケに中判6×6(ロクロク)を担ぎ出して撮った写真です。まるで週刊誌の水着グラビアの劣化コピーですね。そんなありきたりな写真を、この頃の私は「そういうのを撮りたい」と、本気で思ってました。

 盛夏を過ぎてなお泳げるほどの気温と水温。そしてなにより、強い陽射し。野球少年が甲子園に憧れるように、かつての私も南の島のロケ地に憧れておりました。

 実際、南の島のロケーションは抜群でした。レフ1枚あれば、日陰にも充分な光が回る白い砂浜。景観が良いのも、陽射しが良いのも、ロケ地のおかげ。発色が良いのはフイルムのおかげ。透明感と立体感はレンズのおかげ……とはいえ、自分の腕前が数段あがったかのように錯覚させてもらえたのは、良い気分でした。

 週刊誌の撮影と同じようにいかないのは、撮影クルーでした。プロのロケ現場には何人かがチームを組んでいますが、そうは行かなかったのです。

 この撮影ツアーは、被写体さんたちが独自に企画したものでした。企画といったところで参加者を公募するわけでなく、お姉さんたちが、なじみのアマチュア写真家に声をかけていました。メイクもヘアスタイルも水着も被写体さんの自前で、撮影会じゃないのでレフ持ちのアシストもありません。複数の被写体さんと、複数のアマチュア写真家が、何組かの個人撮影を同時進行して、ときおり組み合わせを入れ替えながら、撮っていました。

 この横長はオリンパスのE-1で撮りました。空の青さが濃くなりがちなカメラでしたが、フイルムで撮った空の色の方が私は好きでした。

柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』通販の御案内
 オンデマンド印刷(しまうまプリント)
 A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円(送料込)
「たぬき写真工房が、いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していたのは2004年から2010年くらいの時期でした。その頃はグラビア系の電子写真集を有料で配信していました。RopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します」(巻頭挨拶より)

 下記内容を記載して、TwitterからDMでお申し込みください。

・お求め商品のタイトル「四季のいろどり」
・お求めの冊数
・お届け先(受け取ることが可能なら御自宅以外でも可)

たぬき (@RACOONDOG19) / Twitter

twitter.com

 DM受領後、折り返し送金先の口座をおしらせします。入金を確認後、おおよそ二週間程度で、印刷会社から直接のお届けとなります。
サンプルはコチラを御覧ください

sppc666.hatenablog.com