紙媒体は消えません
2012年11月撮影
いまはなき電子書籍サイトRopLibが配信終了して2年が過ぎた頃の撮影です。再生閲覧に必要なソフトウェアのDLも終了してしまい、インストールしたPCを買い替えたら、そのあとは再生できなくなりますから、もうそろそろ「見ることが出来ない」といった苦情が来始めておりました。しかし、私にはどうすることも出来ません。電子書籍は、サービス終了したあとは、跡形も無く消え去ってしまうのです。
このとき撮ったのは、紙媒体の写真集を試作するためでしたが、この時期のオンデマンド印刷は品位が低く、発色は悪いし解像度も低いもので、グラビア系写真集としては不本意な仕上がりになり、コミックマーケットでの売れ行きもふるいませんでした。
この当時の印刷の品位からすると文庫本サイズなら「見れなくも無い」程度。判型が小さいのでアップを多用したりして工夫しながら、少部数を制作してコミックマーケットで対面販売に再挑戦してみましたが、判型が小さくなったことで舐められるのか「見本として無料で一冊欲しい」とか言えばまだマシ、無言で持ち去ろうとする輩もいました。困りますと言うと、「同人ショップの仕入担当なので、見本はタダで貰っていくことにしている」とのことでした。名刺と受領証を出すように要求すると舌打ちをして立ち去り、そのあと某巨大掲示板等で悪評が立つという具合でした。そういった、オタクという人種を見下したビジネスマンもどきに絡まれるのがイヤで、対面販売は、どうもイケマセン。
電子書籍は在庫を抱えるリスクが無いうえに、自室にいながらにして決済とDLとが完了する即時性などの利点がありますが、なにせサービス終了したら閲覧できなくなってしまうというデメリットが大きすぎます。その点は、どうしても紙媒体に敵いません。
紙媒体となれば、郵便なり宅配便なりで物理的に届けることが必須です。また、同人レベルの通販ですとカード決済というわけに行きません。いまどき郵便局の定額小為替なんかを用いる同人もあるそうで、まだしも銀行振り込みはマシな方でしょう。
そんなわけで、このとき撮影したマイクロビキニは、全年齢向けで大公開出来ないくらいスゴイのもあります。いまはオンデマンド印刷の品位が上がりA4版までいけます。いずれ、このとき撮ったスゴイのも紙媒体で復刊させたいです。
写真集通販の御案内
『灯台守』―その名はミルクティー
オンデマンド印刷（しまうまプリント）
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収益の一部は、保護された地域猫の医療費等に充当されます。
柊京羽グラビア写真集『四季のいろどり』
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A4サイズ 巻きカバー表紙 全96頁 3000円（送料込）
いまはなき電子書籍サイトRopLibがサービス終了となってからは、商品と呼べるようなものを世に出しておりませんでしたが、昔とった杵柄とやら、久々にグラビア系に挑戦します
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